【花粉症対策】
花粉症は、アレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの症状が出ます。また、鼻の奥から喉に流れる鼻水により、喉の痛みやイガイガ感が出たり、咳の原因になることもあります。花粉症は、スギ・ヒノキの花粉が有名ですが、アレルギーを引き起こす植物はスギ・ヒノキ以外にもたくさんあります。
風邪との見分け方としては、花粉症の場合、水のようなサラサラした鼻水が特徴的です。鼻風邪では、次第に鼻水や痰は濃くなり、黄色や緑色になることが多く、風邪では一般的に目の症状は出ません。
【花粉症の予防・検査・治療について】
昨今では、花粉症対策として薬を予防的に服用することが常識的となっています。花粉が飛散する2週間ほど前から抗アレルギー剤の服用を開始すると最盛期の症状が緩和されます。そのため当院では、花粉飛散時期前の予防内服をお勧めしております。
▼ また、どの花粉、どの原因物質に対してアレルギー反応を持つかどうかを調べることが、効果的な予防や予防につながります。いつまで薬を飲み続けるかの判断根拠にもなります。血液検査で簡単に調べることができますので、お気軽にご相談ください。
▼ 花粉症の薬には、即効性のものもあれば、効果が出るまでに数日間かかるものもあります。一般的には抗ヒスタミン剤は即効性がありますが、眠気、喉や鼻の乾きなどの副作用が出ることがあります。尚、眠くなりにくい薬もありますので、当院にてご相談ください。鼻の症状、目の症状がひどい場合には、内服薬に加えて点眼剤・点鼻剤を使用します。いずれも局所で効く薬なので全身に対する副作用はありません。ご安心ください。
【日常の花粉症対策について】
花粉症は、花粉を吸ったときに症状が現れるので、花粉を避けることができれば症状が軽くすみます。
花粉を吸入しない工夫としては、以下のことを心がけましょう。
- 1.花粉の多い日の外出は控えましょう。
また、外出する時には眼鏡やマスクを着用すると効果的です。 - 2.帰宅後、家の中へ入る前に衣服についた花粉をたたいて落としましょう。
また、うがいと洗顔も忘れずに行いましょう。 - 3.家の中をこまめに掃除し、床のほこりや花粉を簡易モップなどでふき取りましょう。
加湿のできる空気清浄器も効果的です。 - 4.花粉の時期は布団や洗濯物は外へ干さないようにしましょう。
- 5.喫煙、飲酒、過労、風邪なども症状を悪化させます。
- 体調が悪いときほど規則正しい生活を心がけましょう。
■ 診療科目 : 内科・外科・泌尿器科
墨田区曳舟の内科医院
こくほ内科クリニック
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